ひとりが十秒、手のひらをあずける。その人だけの模様が生まれ、鏡にうつって、ひとつの万華鏡になる。会期のあいだ、画面はずっと回り、膨らみ、中の模様も動きつづける。
いま 16:00 参加 0 人 数値も順位も画面には出しません
機械が出した数字と、はかった時刻と、何番目に来たか。かたち・くりかえし・かさね・芯・大きさ・傾き・自転が、この三つから計算で決まります。
乱数は一箇所もありません。同じ人が同じ順で来れば必ず同じ絵になります。それでも同じ顔ぶれが同じ順で集まる日は二度と来ません。
ひとり増えても、すでにある模様は一つも動きません。ひとりの模様が鏡と回転で十六回あらわれ、人数がそのまま作品の大きさになります。
色の決め方を見比べてください。いま判断待ちの一点です。「参加人数 30人」にしてから、色の決め方を切り替えると違いが出ます。測定時刻から決めると、少人数の日でも桃から紫まで一日ぶんの色が出ます。参加順から決めると、想定120人ぶんのうち30人ぶんしか進まないので、桃と橙だけで終わります。人が多い日はどちらもほぼ同じ見た目になります。
このデモの前提。まだ機械が届いていないので、測定値は仕様書と同じ決まった式で作った仮の数字です(実測ではありません)。本番の実装は要件定義書のプロンプト1から順に作り、Python試作との突き合わせで絵の一致を確認します。粒の大きさは測定値の大小と結びつかないように作ってあるので、二枚並べても、どちらの数字が大きいかは読めません。